ゴミをなくす為には。
会社の駐車場から事務所まで歩いて5分ほど距離がある。
毎朝途中落ちているゴミを拾いながら歩くが、それでも毎日ゴミは落ちている。
思い出した
溺れる赤ん坊のメタファー。
たしか、こんな話。
旅人が歩いていると川があった。
みると
川に赤ん坊が流されている。
旅人は急いで川に飛び込み、赤ん坊を助ける。
安堵していると、また向こうにも赤ん坊が流されている。
また川に入り旅人は必死で助けるが、
さらに向こうにも赤ん坊が流されている。
旅人は目の前に流されている赤ん坊を助けるのに必死なり、川の上流で赤ん坊を川に投げ入れている男の事に気が付いていない。
日常の生活の中にも、同じことが沢山ある。
落ちているゴミを拾うことが意味がないとは思わない。
ゴミを落としている人間がいるから、そこにゴミがあるのだ。
ではどうする?
①ゴミ箱を設置する
ゴミを拾っても捨てる場所は少ない。空き缶なら自動販売機の横に設置してあるごみ箱を利用させて頂くが、これ以外の普通ゴミはコンビニで捨てさせて頂くくらいしか場所がないので、事務所へ持ち帰りことにしている。
②法整備を整える。
ゴミを捨てる事に対して罰金を課すなど。歩きタバコ禁止条例みたいなもの。
先日走っていたトラックがコンビニ袋に入ったゴミを道路へ投げ捨てて走り去っていった。
警察の方々もポイ捨てがよく行われている場所で、これを取り締まる。
社員がポイ捨てで検挙された場合、その会社にポイントが累計されペナルティが課される。
これは企業として清掃活動をすることで解除される。
③学校教育
地域清掃を授業に取り入れる。市町村でその行為を表彰していく。
④販売者責任をつくる。
コンビニの袋が捨ててあったら、そのコンビニに対しても責任を問う。
空き缶が捨ててあったら、メーカーにも責任を問う。
100年後には、『昔はたかだか1回飲み物を飲む為に、その都度缶を使い捨てしていたのです』と紹介されるかもしれません。
また色々考えてみよう。