部下が「仕事をやめたい」と言ってきた。
部下が仕事をやめたいと言ってきた。
我々は【営業職】。
当然数字のプレッシャーもあるし、
クライアントには満足してもらわないといけない。
いつまでに「○○」という商品を「○件」獲得すべし!
という旗がぶんぶん振り回され、
「なんとかして売ろう」とするあまり
お客さんには、「なんとか買ってください・・・」的な
お願い営業が続いてしまい、それも長く続く訳がなく、
「いつになったら獲得できるんだ!?」という叱咤激励が容赦なく
浴びせられ、本人モチベーションダウン・・・
簡単に言うと負のスパイラルに陥っている訳です。
「自分には営業は向いていないんじゃないか」
「もうお客さんに無理をいうのは精神的につらい」
こういう状況の中で、
「仕事とは辛い事もある」
「何の仕事をしても数字はついてくる」
「契約がとれれば、気持ちもかわる」
なんて話をしても効果なし。
お客さんの為になる仕事がしたい気持ちの裏返し。
実は、見方をかえれば素晴らしい感性の持ち主なわけです。
実は、売れる時ほど、お客さんに売り込みをしていません。
実は、お客さんが是非売ってくれ、やらせてくれと思ってくれる行動が
出来ていないから、売り込まなきゃ売れない結果になっている。
営業の仕事はお客さんの感じている我々の扱う商品に対しての誤解を解くことですが、
それ以前に、営業という生き方が出来ているかが問われます。
彼はここが踏ん張りどころです。