疑惑の科学者読んだ。
以下、覚書です。
2014年5月。
去年の今頃はSTAP細胞で日本がフィーバーしていた。
1月に研究の発表があり、その後
再現できない。
コピペがある
画像の無断流用がある
などの問題が発覚。
当初は小保方さんも、彼女を支えた笹井さんも、若山さんも
(小保方さんは最後までか・)
書類の不備はあったが実験結果に変わりはない。
としていた。
しかし出てくる出てくる、問題が。
小保方さん自身の管理がずさんだったり、
研究結果に対して、これだけ世間が検証してくるとはもしかすると
思っていなかったのかもしれない。
しかし、彼女の経歴を見るとすごい。
職場にそんな肩書きの人が入ってきたら、自分は色眼鏡がはいらないのかい!?
という話です。
そして、理研CDBについては結果を出して、資金を集めないといけない。
再生医療の分野ではiPS細胞があり、小保方さんの研究が認められれば
研究所も助かる。
自殺した笹井さんは予算を交渉する役割があったそうです。
通常、理研に入るのに必要なテスト?を免除、さらにユニットリーダーへ。
ユニットリーダーは大学の准教授にあたる地位だそうです。
30歳の若さです。
すごいですね。
組織の中にいるカナリアがとても大切に思えてきます。
※炭鉱を掘るとき、毒ガスに敏感なカナリアを連れていった。人間がガスに気がつかなくてもカナリアが助けてくれることから、組織の中で物事を客観的にみて判断できる人のことをいう。
世間的には小保方さんが悪い、理研が悪い、いや両方悪いと
言われていますが、
誰が悪いって僕が悪いんですよ。
基礎研究にはお金がでない。→金額の大小問わず、寄付をしたことがあるんかい!?
短期的なすぐに役立つ結果を求められる。→僕自身も、少しでもその分野の勉強をして世間の理解を得る努力をしたんかい!?
と、自分を戒めて終わりにします。